東京大学大学院 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻
(教員は工学部機械工学科兼担となっていますので、本郷にも研究室あります。)
-----日々の様子を綴ってみたいと思っています。
Posted by kamatalab - 2011.11.18,Fri
K藤@今日は2度目の投稿です。
今週2号館のピロティで展示会のあった表題の「写真展 みちのく photo caravan」を先ほど見てきました。フォトジャーナリストの渋谷敦志氏、佐藤慧氏、安田菜津紀氏の3氏が撮影した写真とレポ、現地でボランティア作業をしてきた学生ボランティアが撮影して写真と、そのとき感じたメッセージを書かれたものが展示されていました。
ご存知のように私は3月末からずっと震災ボランティア(NPO法人の東京本部と現地、南三陸町でのMTBを使った通学支援と地元のMTB大会の来年度再開サポート、陸前高田の知人サポートと、陸前高田のロードレース関係者と何か自転車を使ったサポートができないか、、という模索など)をやってきているため、今回の写真展は本当に心にしみるものがありました。
東大での展示は残念ながら今日までですが、この後も早稲田大や、東大駒場などのほか、立教大(池袋)、つくば大(つくば)、一橋大(西国立)などでも展示されるそうです。学生のみなさんはもとより、社会人になったOBOGのみなさんもぜひ見て欲しいと思いました。(駒場は駒場祭の期間もやっているようです。11月25日(金)ー 27日(日) )
9月から月に1~2度現地入りしていて私にできること(荷物の搬送や、中学校での自転車教室など)をやっています。
実は先週末からも南三陸町歌津地区へ行ってきました。
私の仲間が支援しているのは、歌津中学校とその界隈の小学校や未就学児童のためにMTBを100台ほどメーカーから寄付してもらい、それらを使った中学生の通学支援と、小学生以下の子供達に遊び場を(自転車を使ったりもします)提供するというもの。その関連で歌津の自転車を扱う機械屋さんたちの店舗再開のサポートなどもやっています。
今週は14日(月)が地元の小学校が振替休日でお休みだったので、小学校の先生から地元の人の自慢の山、田束山(たつがねやま)へMTBを使って走って登れないかとの打診があり、「んじゃ、とりあえずやってみよう。小学生だと厳しいかもしれないけど、チャレンジすることが重要」と東京から3人、仙台から2人、盛岡から1人とサポーターズが集まり、地元の方も参加して舗装路を標高差で600mほど登り、山道を下るという周回コースを走ってきました。そのときの様子を以下にレポを書きましたのでよかったらご覧ください。
http://wanpakudream.blogspot.com/2011/11/2011mtb-with.html「ツーリングレポ」

現地は大分片付いたものの、まだまだ復興した、、といえるほどではありません。
お店も少なく不自由なことも沢山あります。
また子供達も遊ぶ場所も以前に比べると少なくなってしまい、仮設の狭い家で暮らしている子も沢山います。
ただ毎月行っていると少しずつだけど仮設店舗もでき、今まで避難所として使われていた高台にある施設が一般宿泊を受け入れるようになったり、道路も以前よりずっと走りやすくなっています。
だから機会があればぜひ、一度訪ねてみて欲しいと思います。
観光だっていいんです。
宿に泊まれるようなら泊まって、ゴハンを食べ、お土産を買って、現地の「今」の様子を見てきて、廻りに話しをする、、、そういう支援もこれからは必要です。
人間のいいとこでもあるのですが「喉元すぎれば熱さ忘れる」。。東京で暮らしている私たちは少しずつ被災地のことを忘れ始めています。3.11の震災直後のような悲惨さはマスコミなどの映像ではないかもしれませんが、8ヶ月もたつのにまだこんななの、、というくらいの状況です。
現地へ行く時間のない人はぜひ、この「みちのく photo caravan ~東北のキセキ~」のような写真展を見に行ってみてください。
http://michinoku-photo-caravan.jimdo.com/ 「みちのく photo caravan」
このプロジェクトの運営はみなさんと同じ学生(大学、大学院)がやっています。
ボランティアもツアー的に行けるようです。
まずは上記のサイトを見てください。

今週2号館のピロティで展示会のあった表題の「写真展 みちのく photo caravan」を先ほど見てきました。フォトジャーナリストの渋谷敦志氏、佐藤慧氏、安田菜津紀氏の3氏が撮影した写真とレポ、現地でボランティア作業をしてきた学生ボランティアが撮影して写真と、そのとき感じたメッセージを書かれたものが展示されていました。
ご存知のように私は3月末からずっと震災ボランティア(NPO法人の東京本部と現地、南三陸町でのMTBを使った通学支援と地元のMTB大会の来年度再開サポート、陸前高田の知人サポートと、陸前高田のロードレース関係者と何か自転車を使ったサポートができないか、、という模索など)をやってきているため、今回の写真展は本当に心にしみるものがありました。
東大での展示は残念ながら今日までですが、この後も早稲田大や、東大駒場などのほか、立教大(池袋)、つくば大(つくば)、一橋大(西国立)などでも展示されるそうです。学生のみなさんはもとより、社会人になったOBOGのみなさんもぜひ見て欲しいと思いました。(駒場は駒場祭の期間もやっているようです。11月25日(金)ー 27日(日) )
9月から月に1~2度現地入りしていて私にできること(荷物の搬送や、中学校での自転車教室など)をやっています。
実は先週末からも南三陸町歌津地区へ行ってきました。
私の仲間が支援しているのは、歌津中学校とその界隈の小学校や未就学児童のためにMTBを100台ほどメーカーから寄付してもらい、それらを使った中学生の通学支援と、小学生以下の子供達に遊び場を(自転車を使ったりもします)提供するというもの。その関連で歌津の自転車を扱う機械屋さんたちの店舗再開のサポートなどもやっています。
今週は14日(月)が地元の小学校が振替休日でお休みだったので、小学校の先生から地元の人の自慢の山、田束山(たつがねやま)へMTBを使って走って登れないかとの打診があり、「んじゃ、とりあえずやってみよう。小学生だと厳しいかもしれないけど、チャレンジすることが重要」と東京から3人、仙台から2人、盛岡から1人とサポーターズが集まり、地元の方も参加して舗装路を標高差で600mほど登り、山道を下るという周回コースを走ってきました。そのときの様子を以下にレポを書きましたのでよかったらご覧ください。
http://wanpakudream.blogspot.com/2011/11/2011mtb-with.html「ツーリングレポ」
現地は大分片付いたものの、まだまだ復興した、、といえるほどではありません。
お店も少なく不自由なことも沢山あります。
また子供達も遊ぶ場所も以前に比べると少なくなってしまい、仮設の狭い家で暮らしている子も沢山います。
ただ毎月行っていると少しずつだけど仮設店舗もでき、今まで避難所として使われていた高台にある施設が一般宿泊を受け入れるようになったり、道路も以前よりずっと走りやすくなっています。
だから機会があればぜひ、一度訪ねてみて欲しいと思います。
観光だっていいんです。
宿に泊まれるようなら泊まって、ゴハンを食べ、お土産を買って、現地の「今」の様子を見てきて、廻りに話しをする、、、そういう支援もこれからは必要です。
人間のいいとこでもあるのですが「喉元すぎれば熱さ忘れる」。。東京で暮らしている私たちは少しずつ被災地のことを忘れ始めています。3.11の震災直後のような悲惨さはマスコミなどの映像ではないかもしれませんが、8ヶ月もたつのにまだこんななの、、というくらいの状況です。
現地へ行く時間のない人はぜひ、この「みちのく photo caravan ~東北のキセキ~」のような写真展を見に行ってみてください。
http://michinoku-photo-caravan.jimdo.com/ 「みちのく photo caravan」
このプロジェクトの運営はみなさんと同じ学生(大学、大学院)がやっています。
ボランティアもツアー的に行けるようです。
まずは上記のサイトを見てください。
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Comments
これからもがんばってください
東日本大震災は大変な災害です。
まだまだ復興には程遠いと私は思っています。
一番重要なのは「忘れないで支え続けること」、それが直接被災していない私たちにできることだと思っています。
ボランティアに行かなくても、ちゃんと働いて買い物をして「日本の経済」を回していく(景気をよくする)ことや、現地で仕事を再開した人々の後方支援をする(その物産品を買う、現地に泊まりに行き、沢山食べて、沢山飲んで話しを聞く、ファンドなどを少数口数でもいいので購入する、、など)ためには、現状を知ることや忘れないことが必要。そういう意味では写真展というのはとても有効だと思います。
どうぞこれからもがんばってください。
私のサイトにもリンクさせておきます。
まだまだ復興には程遠いと私は思っています。
一番重要なのは「忘れないで支え続けること」、それが直接被災していない私たちにできることだと思っています。
ボランティアに行かなくても、ちゃんと働いて買い物をして「日本の経済」を回していく(景気をよくする)ことや、現地で仕事を再開した人々の後方支援をする(その物産品を買う、現地に泊まりに行き、沢山食べて、沢山飲んで話しを聞く、ファンドなどを少数口数でもいいので購入する、、など)ためには、現状を知ることや忘れないことが必要。そういう意味では写真展というのはとても有効だと思います。
どうぞこれからもがんばってください。
私のサイトにもリンクさせておきます。
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