東京大学大学院 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻
(教員は工学部機械工学科兼担となっていますので、本郷にも研究室あります。)
-----日々の様子を綴ってみたいと思っています。
Posted by kamatalab - 2011.05.31,Tue
K藤です。
この週末、陸前高田へ支援物資を届けに行っていました。
キッカケは私が20年以上やっている自転車活動(ツーリング、ロードレース、山岳サイクリングなど何でもやっています)の中でも以前、一生懸命やっていたのがロードレース。陸前高田は「南三陸ロードレースりくぜんたかた」という公道を使ったレースを長年行っていた場所で、コースはアップダウンがあり、とても面白いレースでした。
陸前高田の人たちはレース前日にイベント開催してくれたり、路面を掃除(ロードレーサーは小さなゴミを拾ってパンクすることも多いので、路面を掃除してくれることは本当にありがたいことです)してくれたり、当日は沿道で多くの市民が応援してくれるという暖かい大会でした。
そういうこともあり、自転車レースをやっている仲間たちには、陸前高田というと「ロードレース」というようによく知られた町なのでした。
今回の震災で町ごと全部津波でやられてしまったので、全国的に有名になりましたので、みんなも何度かTVで見て知っているかと思います。
私が今回物資を持って行って来たのも、5/21に行われた、こちらも長年続いているサイクリングイベントで、私も研究室に来る前からずっと出ている大好きで、大切な大会に「東京→糸魚川ファストラン294km」というイベントがあります。これは一人で9時間~16時間くらいかけて東京高尾から新潟県糸魚川市まで走るという私的なサイクリングイベントなのですが、ここで陸前高田を支援しようというチャリティ企画を行ったところ多数のサイクリストが応援してくれて、5万円強の資金が集まりました。
そこで糸魚川の名産品などを買いそろえ、糸魚川参加者のメッセージとともに、届けてきたのです。
届けた糸魚川のお土産の一部
大会は40回記念大会で、そのTシャツに大会サイドからのメッセージも入れてもらった
カンパしてくれた選手やサポートのみなさんにもメッセージを頂いた。
お届け先の民宿志田のKさん、高田市内のHさんともに、陸前高田のレースの際に
とても選手を応援してくれた方々なのですが、この糸魚川の参加者からのカンパで購入した物資と、応援メッセージに「とてもうれしい」と喜んでくださいました。
今日、この記事を研究室ブログにも書こうと思ったのは、昨日M2のF田君が、
「弱虫ペダル」という自転車を題材にしたマンガを貸してくれて、
「これ面白いですよー。僕もロードレーサー欲しくなっちゃった」って言ってくれたので、読んでみるとなんだか自転車を始めた頃の新鮮な気持ちになりました。
それで今回、自転車つながりで支援に行った陸前高田のこと、それから表題に書いた「1km=10円運動」(自転車に乗った距離を10円換算して、その分のお金を何か日本の復興のために使いたいと始めた運動です。募金や支援金として寄付することはもちろんOKだし、それ以外にもツーリングに行くための資金としたり、被災地の物産品をネットで購入するでもいいし、何か前から欲しかったものを買って日本経済の下支えをするでもいい。何か目的を持って支援のためにお金を使う、、どのくらいの金額を支援に使う、、を、今後ずっとずっと忘れないでいたい、、ということから自転車仲間と始めました)を知ってもらおうかと思って、研究室ブログに書くことにしました。
私が大学で勤務するようになった当初は、ロードレーサーやMTBで、ヘルメット被って、自転車ジャージで来ると珍しがられたものですが、今ではあちこちでロードレーサーに乗る学生も構内で見られるようになりました。
みんなの友達でも乗っている人っていっぱいいると思いますので、よかったらこの「1km=10円運動」広めてください。
1km=10円運動
もちろんママチャリだっていいんですよー。
通学で往復3km走ってきたら30円分貯金して、1ヶ月で900円募金してもいいし、
1年分貯金して10,800円。このうち3,000円募金して、残りは旅行してもいいし、何か欲しかったものを買ってもいいし、彼女とレストランに行ってもいいのです。
私が仲間とやっている陸前高田の知人(今回は3ヶ所へ行きました。知人宅や知人が避難している会社へまとめて物資を大量に渡してきて、近所のお年寄りや、買い物に行く手立てのない人たちにも配ってもらっています)たちの支援のためにカンパしてくれることも大歓迎です。
そうそう今回はRQの現地ボランティア拠点(宮城県南三陸町)へも差し入れに行ってきました。大学生が泥だらけになりながらも楽しそうに作業していて、差し入れた野菜やお肉、ケーキを嬉しそうに見ていました。
今回、モノが自由に買える、、ということがどんなに幸せなことかが、よくわかりました。そして今、それができない人たちが沢山いるということも。
私個人や仲間とできることはものすごく少ないことだけど、まずはできることから、できる範囲で、末永く続けていかなければならないと思いました。
写真は順不同(質問あればコメントください)
この週末、陸前高田へ支援物資を届けに行っていました。
キッカケは私が20年以上やっている自転車活動(ツーリング、ロードレース、山岳サイクリングなど何でもやっています)の中でも以前、一生懸命やっていたのがロードレース。陸前高田は「南三陸ロードレースりくぜんたかた」という公道を使ったレースを長年行っていた場所で、コースはアップダウンがあり、とても面白いレースでした。
陸前高田の人たちはレース前日にイベント開催してくれたり、路面を掃除(ロードレーサーは小さなゴミを拾ってパンクすることも多いので、路面を掃除してくれることは本当にありがたいことです)してくれたり、当日は沿道で多くの市民が応援してくれるという暖かい大会でした。
そういうこともあり、自転車レースをやっている仲間たちには、陸前高田というと「ロードレース」というようによく知られた町なのでした。
今回の震災で町ごと全部津波でやられてしまったので、全国的に有名になりましたので、みんなも何度かTVで見て知っているかと思います。
私が今回物資を持って行って来たのも、5/21に行われた、こちらも長年続いているサイクリングイベントで、私も研究室に来る前からずっと出ている大好きで、大切な大会に「東京→糸魚川ファストラン294km」というイベントがあります。これは一人で9時間~16時間くらいかけて東京高尾から新潟県糸魚川市まで走るという私的なサイクリングイベントなのですが、ここで陸前高田を支援しようというチャリティ企画を行ったところ多数のサイクリストが応援してくれて、5万円強の資金が集まりました。
そこで糸魚川の名産品などを買いそろえ、糸魚川参加者のメッセージとともに、届けてきたのです。
届けた糸魚川のお土産の一部
大会は40回記念大会で、そのTシャツに大会サイドからのメッセージも入れてもらった
カンパしてくれた選手やサポートのみなさんにもメッセージを頂いた。
お届け先の民宿志田のKさん、高田市内のHさんともに、陸前高田のレースの際に
とても選手を応援してくれた方々なのですが、この糸魚川の参加者からのカンパで購入した物資と、応援メッセージに「とてもうれしい」と喜んでくださいました。
今日、この記事を研究室ブログにも書こうと思ったのは、昨日M2のF田君が、
「弱虫ペダル」という自転車を題材にしたマンガを貸してくれて、
「これ面白いですよー。僕もロードレーサー欲しくなっちゃった」って言ってくれたので、読んでみるとなんだか自転車を始めた頃の新鮮な気持ちになりました。
それで今回、自転車つながりで支援に行った陸前高田のこと、それから表題に書いた「1km=10円運動」(自転車に乗った距離を10円換算して、その分のお金を何か日本の復興のために使いたいと始めた運動です。募金や支援金として寄付することはもちろんOKだし、それ以外にもツーリングに行くための資金としたり、被災地の物産品をネットで購入するでもいいし、何か前から欲しかったものを買って日本経済の下支えをするでもいい。何か目的を持って支援のためにお金を使う、、どのくらいの金額を支援に使う、、を、今後ずっとずっと忘れないでいたい、、ということから自転車仲間と始めました)を知ってもらおうかと思って、研究室ブログに書くことにしました。
私が大学で勤務するようになった当初は、ロードレーサーやMTBで、ヘルメット被って、自転車ジャージで来ると珍しがられたものですが、今ではあちこちでロードレーサーに乗る学生も構内で見られるようになりました。
みんなの友達でも乗っている人っていっぱいいると思いますので、よかったらこの「1km=10円運動」広めてください。
1km=10円運動
もちろんママチャリだっていいんですよー。
通学で往復3km走ってきたら30円分貯金して、1ヶ月で900円募金してもいいし、
1年分貯金して10,800円。このうち3,000円募金して、残りは旅行してもいいし、何か欲しかったものを買ってもいいし、彼女とレストランに行ってもいいのです。
私が仲間とやっている陸前高田の知人(今回は3ヶ所へ行きました。知人宅や知人が避難している会社へまとめて物資を大量に渡してきて、近所のお年寄りや、買い物に行く手立てのない人たちにも配ってもらっています)たちの支援のためにカンパしてくれることも大歓迎です。
そうそう今回はRQの現地ボランティア拠点(宮城県南三陸町)へも差し入れに行ってきました。大学生が泥だらけになりながらも楽しそうに作業していて、差し入れた野菜やお肉、ケーキを嬉しそうに見ていました。
今回、モノが自由に買える、、ということがどんなに幸せなことかが、よくわかりました。そして今、それができない人たちが沢山いるということも。
私個人や仲間とできることはものすごく少ないことだけど、まずはできることから、できる範囲で、末永く続けていかなければならないと思いました。
写真は順不同(質問あればコメントください)
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